HEICO - 受賞を勝ち取ったイノベーション
HEICOは、Ranga Yogeshwar氏提供の名高い授賞式において、ドイツで最も革新的な中堅会社の1つとして表彰されました。
Ense-Niederenseの起業家的先見性の結果が生んだ成功 6月26日
エッセンで開催された中堅会社のためのドイツサミットで、HEICO Befestigungstechnik社は、ドイツで最も革新的な中堅会社の1つとして認められました。 サミットではTop-100の顧問であり、ジャーナリストかつ作家でもあるRangar Yogeshwar氏から当社にTop-100の栄誉が与えられました。この賞は、20年以上の間ドイツで最も革新的な100の会社に与えられて来たものです。
Ense-Niederenseに拠点を置く同社は、家具用釘、装飾釘、安全釘などの世界的な主要メーカーです。そして115年以上続く家族経営の同社は、高品質なロックシステムを生み出してきました。 「我々の成功の秘訣は、革新的であることに決して尻込みしないことです。」と、ジェネラルマネージャーのヤン・ハイマンは断言します。 HEICOの新製品開発における弛まぬ努力は、2008/2009年の世界的な経済危機の間に、従業員を解雇することなく持ちこたえる助けとなりました。ピーク時には、30人以上の従業員が新製品の研究開発を担当しています。同時期に、社内機械パークの開発が始まっています。「わずか2、30年前には、家具産業のため多くの家具用釘のメーカーがありました。しかし今日、機械さえもう売られていません。」と、同社ハイマン氏は述べています。
世界中に13の子会社と400人以上の従業員を有し、HEICOは世界市場でその存在感を増しています。中国では80%以上のマーケットシェアを誇ります。技術面では、新しいアイデアや製品によってHEICOは競合他社よりも10年以上先を進んでいます。そのアイディアや製品は、主要家具メーカーとの緊密な連携と革新的なマーケティング活動から生まれています。例えば、HEICOのねじとボルトの自社研究所は、顧客ニーズに最適なソリューションを見つけるサポートをする目的で設立されました。国際規模の見本市やシンポジウムへの参加、そしてお客様向けの定期的な講習会の開催も、同社の製品を幅広く市場に知らしめています。
ハイマン氏は、良いアイデアをすばやく実現することが競争力の大事な要因であると認識しています。それが、同社が革新的な経営に多くの力を注いだ理由であり、その努力が今この名高い賞によって認められることになりました。 トップ-100賞は、ニコラウス・フランケ博士とウィーン経済大学の博士のチームによって開発された二段階の科学的分析法に基づいています。会社の革新経営と成功は、5つの異なるカテゴリーの100以上のパラメータによって評価され、最終的な決定は学会の著名人によってなされます。
今年、フランケ博士と彼のチームは、先例のない数の企業を審査しなければなりませんでした。当初のエントリー302社から、234社が今年の決勝に残り、それから同規模の3グループに分けられました。最終的には178社がTop-100を受賞し(それぞれのグループから最大100社まで選出可)、ドイツのエッセンでの中堅会社のドイツサミットで表彰されました。
Top-100社に選ばれた企業は、あらゆる点で受賞に値しています。Top-100社の3分の2が家族経営の企業である中で、71社がドイツの主要企業であり、31社は世界的企業です。過去3年で3,405件の特許がこれら企業から登録されており、それら企業の収益の41%は市場に新しく紹介された改良製品や技術によってもたらされたものです(ドイツの平均は6%)。この成功は偶然でありません。ドイツの企業が平均で収益の1.5%を新製品の研究開発に再投資しているのに対して、これらの企業は10.5%を再投資しています。
受賞に際し、ハイマン氏は従業員に対し、彼らのアイデアと取り組みによってTop-100の栄誉を獲得できたと謝意を表しました。